ホームページに見る住宅会社の本気度

昨年の後半から、建築設計事務所やリフォーム会社、ハウスメーカーなど住宅の供給者側である専門家の方から住宅診断を依頼されるケースが時々あります。自社で供給した住宅に住んでいるユーザーの方に対して住宅診断を行った上で、第三者の客観的な立場で説明をして欲しいというものです。
私も長年住宅会社に在籍していたので経験があるのですが、現在の世の中にはたくさんの情報が溢れているので、ユーザーはどれを信用して良いのかわからなくなりがちです。インターネットの情報なども全てが正しいとはいえません。
中には何でもかんでも欠陥住宅だと騒ぎ立てて、住まい手の不安を煽る人や、思わず首をかしげたくなる様な情報もあります。
そこで、利害関係のない第三者の中立的立場で説明して欲しいというものです。

今後住宅建設業界の使命として、住まい手に対して正しい情報を提供する事を心掛け、行政と連携を取りながら公正な相談機関を設置していく必要があるでしょう。

さて、私は仕事柄住宅会社のホームページは定期的に見る様にしています。
これから住宅を建てたりリフォームしようと考えている方は、ホームページで業者探しをする方も多いと思います。
ところで皆さんはどの様な基準で業者を選別していますか?

私は、時々「この会社なら満足度の高い住まいづくりが期待できそう!」と思わせてくれるサイトを目にします。
そのようなサイトからは共通して、スタッフのものづくりへの姿勢、ものづくりの楽しさやこだわり、暖かさが伝わってきます。
決してカタログデーターや住宅性能表示、材料の実験データーなどからは伝わらない何かを感じます。

ホームページから見える住宅会社の本気度

一方、何年も前の施工例が堂々とトップページに掲載されていたり、長期間ブログの更新がない残念なホームページもあります。これらのホームページは、たとえ見た目は綺麗で洗練された印象を受けたとしても、ただ見せるだけという形だけの薄っぺらな印象しかありません。この様なホームページでは、いくらセールスポイントをアピールしたところで虚しさばかり感じてしまいます。
両者の本気度の違いは明らかです。

住宅会社のホームページを比較すると、それぞれの会社の本気度や覚悟が見える様な気がします。魅力あるホームページには、設計担当者や工事担当者など「ものづくり」に直接携わるスタッフの熱い想いが表れているものが多い様です。決してホームページを作成する本部の担当者や、外注のホームページ制作会社の担当者だけでは表現できない「何か」があります。綺麗なホームページは、費用をかけてプロのデザイナーに依頼すればいくらでも作れます。しかし、見る人の心を摑むためには、住まいの作り手の気持ちが表れている事が大切です。

業者を探す際には、各社のホームページから見た目の綺麗さや住宅のデーターだけではなく、思い入れや本気度に注目してみるのも一つの方法だと思います。

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