ホームインスペクター賠償責任保険と建設工事保険

時々電話によるご相談、ご質問を受ける事があります。
弊社のホームページを見てお問い合わせしていただくのはありがたいと思うのですが、中には電話番号非通知でお問い合わせをしてくる方が少なくありません。
無償でもできる限りお応えする様にしていますが、非通知でかけるのはご遠慮願いたいと思います。
今後非通知の電話は取らない様にしようと思っています。

さて私たちホームインスペクターはホームインスペクションを行う上で、万一「検査中に脚立から落ちて、家の備品や壁を壊してしまった」、「検査道具を落としてしまい、フローリングに傷をつけてしまった」、「検査中に誤って依頼者にケガを負わせてしまった」などの不測の事態に備えて、賠償責任保険に加入しています。
支払い限度額は1事故あたり1,000万円となっているので、依頼者の方にとっても安心できると思います。
どんなに注意していても万が一の可能性は否定できないので、業務を行う上ではこの様な保険は欠かせません。

そして住宅、ビル等の建設工事における不測の事態に備えた建設工事保険はもっと重要です。
工事現場における火災、台風、盗難や作業ミス等による突発的な事故により、工事の目的物や工事用仮設物等に生じた物的な損害を補償する保険は建築業者にとってなくてはならないものです。

また工事施工に伴い、第三者の身体・生命、または財物を損壊してしまった場合に施工者が負う損害賠償責任を補償する請負業者賠償責任保険や、工事施工に伴う従業員の身体障害について補償を行う労働災害総合保険など工事施工者が加入すべき保険は様々です。

リフォーム工事の際にもリフォーム会社が「どんな保険に加入しているのか」確認しておきましょう!

建設工事現場では事故や災害はいつ起きるかまったく予想できないので、こうした保険は不可欠でしょう。
しかし工事規模が小さなリフォーム工事では、この様な保険に加入していない会社もあります。
保険に加入していない場合、マンションなどで工事中に水漏れ事故を起こしても、下階の住人に対して十分な補償ができない可能性もあります。
そんな場合は施主が賠償責任を負う事にもなりかねません。
業者選定の際には「どの様な保険に加入しているのか」確認しておくと安心です。

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