リフォームかし保険のすすめ

FNNが実施した世論調査で、消費税率10%への引き上げ肯定派が過半数となったそうです。
膨らみ続ける医療や介護などの高齢者向け社会保障費用に対し、保育など現役・将来世代向けの給付が立ち遅れている事に対する不安が高まっている様です。

さて、2009年10月に住宅瑕疵担保履行法が全面施行され、新築住宅では、住宅瑕疵担保責任保険への加入が義務付けされる様になりました。
リフォーム工事でも、リフォーム瑕疵保険が国の制度としてスタートしています。(リフォームの場合は、現在は義務ではありません)
この制度は、リフォーム工事の検査と保証がセットになった保険制度で、保険会社(住宅瑕疵担保責任保険法人)が保険を引き受けています。
保証期間及び保証内容は、リフォームを行った部分に限られますが、構造耐力上主要な部分や、外壁・屋根などの雨水の侵入を防止する部分が5年間で、それ以外の工事(住宅設備機器交換、内装模様替えなど)は1年間となっていて、後日工事に欠陥が見つかった場合には、補修費用等の保険金がリフォーム事業者に支払われる(事業者倒産等の場合は発注者へ支払い)ので、無償で直してもらう事ができます。
ただし、保険に加入するためには、リフォーム工事を行うリフォーム会社が、保険法人へ事業者登録している事が必要になります。
保険法人では、登録されたリフォーム事業者についての情報を公開しているので、これをもとにリフォーム会社を選ぶ事ができます。
(登録されていないリフォーム会社でリフォームしても、保険が適用されないので注意が必要です。)

リフォーム事業者が保険法人へ事業者登録するためには、一定の要件を満たしている事が必要なので、業者選択する上でも安心材料のひとつになります。
またこの保険では、リフォーム工事の施工中や工事完了後に、保険法人の検査員による現場検査が行われるので、欠陥予防にも役立ちます。

大掛かりのリフォームを行う際には、リフォームかし保険加入がお奨め!

保険加入のための費用は、工事内容やリフォーム事業者、保険法人によって若干異なりますが、保険料と検査料を合わせて一般的には数万円~10万円前後だと思います。(リフォーム事業者へ確認してください)
僅かの費用で安心が得られるので、特に大掛かりなリフォームを行う場合には、加入する事をお奨めします。

国土交通大臣指定の住宅瑕疵担保責任保険法人は下記の5社です。
・(株)住宅あんしん保証
・住宅保証機構(株)
・(株)日本住宅保証検査機構
・(株)ハウスジーメン
・ハウスプラス住宅保証(株)

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