人気テレビ番組「劇的ビフォーアフター」で工事を請け負った建設会社が、今月26日に、未払いの追加工事や補強工事の代金の支払いを求めて、番組制作会社などに対し提訴を行ったそうです。
以前にはこの番組の施主が、リフォーム後の住宅の欠陥や、リフォームの目的が果たせなかった事を理由に、匠の建築士を訴える事件も起きています。
過剰な演出が優先され、契約や打ち合わせが蔑ろになると、この様な問題はいつ起きても不思議ではありません。
(株)ダイヤモンド社発行の週刊ダイヤモンド別冊「はじめての中古住宅」が全国の書店、コンビニエンスストア等で販売されています。物件購入からリノベーションまでの手順や注意点がわかりやすく説明されています。
ホームインスペクションについての説明もあります。
これから中古住宅の購入を検討しようとしている方には、参考になると思います。
ガレージの法規制
私が書店でよく購入するのが、男のインテリア本。モノに溢れた趣味部屋や、カスタム家具など細部にまでこだわって作ったインテリアの写真を見ていると、ついつい購入してしまいます。写真を眺めているだけで、心が癒される様です。
そしていつも衝動買いしてしまうのが、「ガレージライフ・アメリカン」や「ザ・ガレージ・ファイル」などのガレージ実例集。
究極の趣味空間といえるガレージ。今やガレージは、単に車やバイクを保管や整備するだけでなく、趣味に没頭したり、自慢のコレクションを展示したり、音楽を聞いたり、気の合う仲間を集めて過ごすなど、何でもできる秘密基地で、人生を豊かにしてくれます。
近年、ビルトインガレージ付の住宅も数多く建築されている様です。また、倉庫をリノベーションしてガレージに改造しようとする方や、増築を考える方も多いと思いますが、ガレージも様々な法的規制を受けるので注意が必要です。
建蔽率や容積率の制限の他、地域によっては高さや設置場所、内装材や外装材にも制限を受ける場合があります。
住宅地内では、雑誌に登場する様なアメリカンスタイルのガレージは建築する事ができないので、注意が必要です。
クルマ好きが家の納屋で愛車を整備しながらクルマに語りかける・・・ アメリカ映画に出てくる様なシーンを実現するには、田舎に土地を見つけて建てるしかありません。
ガレージには法規制の問題以外にも、安全面や構造上の問題等が生じるので、一度専門業者に相談した方が良いでしょう。