先週、全国古民家再生協会千葉第一支部主催の「木の住まい教室」に参加して来ました。
木造住宅の良さ、古民家の良さを学んで日本の山の木に目を向け、地元の木を活かした家づくりを推奨しています。
実際に山や製材所に見学に行く「木のソムリエツアー」も実施しています。
今回は10名程のこじんまりとした教室の中で、「本当に良い家とは何か」を学びました。
講師は古民家再生協会全国代表の井上幸一先生。我が国古来の伝統構法で建てられた住宅を日本で最初に「古民家(こみんか)」と呼んだのが井上先生だそうです。
他にも「木のソムリエ」とか「古材(こざい)市場のパイオニア」とかいろいろな肩書を持たれています。
長持ちする家とは?
講義内容は現在の我が国の住宅事情から始まり、空き家対策としての古民家再築、古材の活用、木材の特長等でした。
特に古民家を通して「先人達の知恵」を学ぶ事が「住宅の長寿命化」に繋がる家づくりになるとのお話で、国産の無垢
の自然乾燥材を使った真壁構造(柱が露出した伝統的な工法)の家が長持ちする家の基本と熱く語る様子が印象的でした。
全国で古民家の再築や木の住まいづくりの普及活動をされているので、興味のある方はブログを一度ご覧になってみてください。古民家の事、木材の事、伝統素材の事、構造・工法の事から伝統文化の事など、住まいづくりの参考になると思います。
http://www.jyuikulife.com/