弊社は来月10月1日で設立3周年を迎えます。
そこで改めて弊社の事業内容をご紹介したいと思います。
1、住宅のホームインスペクション(建物診断・調査)
・中古住宅インスペクション(戸建て、マンション、1棟売りアパート等)
・リフォーム前の住宅診断(戸建て、マンション、1棟売りアパート等)
・新築住宅検査、内覧会立会い
・リフォーム工事検査
・定期点検
・その他建物に関する各種調査(不具合、水漏れ、雨漏り等)
2、住宅、リフォームに関するコンサルティング業務
・一般消費者様向け有料コンサルティング
見積書、契約書、図面チェック、業者選定アドバイス、現場検査立ち合い、欠陥住宅相談、
業者打ち合わせ同席、住宅リフォーム相談、中古住宅購入アドバイス、空き家有効活用等
・企業様向け有料コンサルティング
経営コンサルティング、社員研修・勉強会講師、スポットコンサルティング等
3、住宅、リフォームに関する情報発信
・住関連記事のライティング業務、寄稿
・リフォーム、インスペクションに関するセミナー、イベントの開催
・小冊子発刊
4年目を迎えるにあたって
弊社は設立当初には、建物診断・調査をメインに行っていましたが、年々コンサルティング業務の比率が高くなっています。
弊社のコンサルティングは初回の電話やメールでのお問い合わせを除き、原則として有料となります。
信用できる情報を責任を持ってご提供するためなので、ご了承ください。
また、今年4月に一般社団法人日本不動産仲裁機構ADRセンターの調停人登録を行いました。
「不動産の施工」に関するトラブルのご相談が昨年から急増していたため、相談を受けるために専門的な問題解決のスキルが必要と思われたためです。
「裁判に頼らず、まずは話し合いによる解決を目指す」という選択肢を持つことは決して無駄にはならないと思っています。
そして住宅トラブル発生の原因のひとつは、住宅会社と消費者との間の情報格差です。
消費者には専門知識が不足しているため、住宅会社との認識にずれが生じたり、住宅会社の都合のいいように工事が行われてしまう場面が多いと思います。
また昨今では、建設業許可を持たないリフォーム会社が大がかりなリノベーション工事を元請として行っているケースもあり、業者の説明自体や現場管理が信用できるとは限りません。
住宅トラブルに巻き込まれた方の多くが、「もう少し住宅や建築について勉強しておけば業者のいいなりにならずに済んだのに・・・。」と後悔しています。
そのような情報格差をなくすための一般消費者への情報提供が、今後益々重要になるでしょう。
弊社では、この1年間で100本以上の住宅関連記事を執筆し、様々な媒体に提供してきました。
今後もセミナーや様々なポータルサイトへの記事掲載を通じて、住まいに関する有益な情報を提供していきたいと思っています。
一方昨今では、一般消費者様からの住まいに関する相談業務だけでなく、住宅関連企業様(ハウスメーカー、住設建材メーカー、リフォーム会社、工務店)からの相談業務が少しづつ増えています。
同じ志を持つ方々と共に、少しでも住宅業界の発展に貢献できる様にしたいという思いから、今後も積極的に取り組んでいく予定です。
また、中古住宅の売買にともなうインスペクションでは、売主様、買主様、不動産業者様との日程調整が不可欠で、円滑な取引を行うためにはできるだけ依頼人の希望に沿う様に調査日を決める必要があります。
そのため信頼できる建築設計事務所やホームインスペクターと業務提携を行い、お客様のホームインスペクションご希望日に対応できる様にいたしました。
今後さらにネットワークを広げていきたいと思っています。
弊社では、設立当初に掲げた「中古住宅購入や住宅のリフォームで絶対に失敗しないためのパートナー」として、今後も皆様のお役に立ちたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。
夏の終わりに・・・ 千葉県九十九里浜