リフォーム前には第三者の専門家による住宅診断を!

千葉県のホームインスペクション専門会社匠住宅診断サービス代表の亀田です。
本日も住宅リフォームについてのお話をしようと思います。

住宅リフォームは50万円未満の小規模なものから1000万円を大きく超える大規模なものまで様々ですが、そこには必ずリフォームを行う理由や原因があると思います。
ところがリフォーム会社に理由を伝えずに工事を依頼してしまう方や、リフォームする理由を知ろうともせずに勝手な解釈で工事を請け負ってしまうリフォーム会社が少なくありません。
何故リフォームを行う必要があるのかその原因を明確にして、リフォーム会社と問題点の共有をしないままにリフォームを行ってしまうと、必ず後悔してしまうことになります。
単に経年による劣化なのか、他に原因があるのか、もっと良くなる方法はないのか、リフォーム後には何を期待しているのか・・・などリフォームで最も重要なのは今の問題点を明確にして、リフォームの目的や解決する方法をリフォーム会社と共有することです。

既存の建物は様々な構造や工法で建てられており、築年数や使用されている建材や設備も何千種類とあって使い方も千差万別です。
既存の建物には決して同じものは存在しないといっても過言ではなく、これがリフォームの難しさです。
リフォームを行う前には現在の建物の状態を十分に把握した上でリフォームの目的を明確にして、問題解決のためのリフォーム計画を立てることが大切です。
そのためにリフォーム会社の担当者は事前にヒアリングや現地調査を行いリフォームプランと見積書を作成しますが、その際には建物全体の調査を行うわけではなく、リフォーム工事に関わる部分しか調査しないのが一般的です。
これは無料で調査を行っているので、仕方のないことです。
しかし建物は築年数が経過しているほど各所で経年劣化が進行していることが多く、施工不良とまでは言えなくても多少なりとも新築時からの施工上の不備を抱えていることがあります。
断熱施工の不備(断熱材の隙間や入れ忘れ等)、ボルトの締め忘れ、金物の取り付け忘れなどは良く見かけます。
これらの問題点をリフォーム工事に併せて同時に解消できれば、リフォームの満足度が高くなるのは言うまでもありません。

リフォームされる方の中にはリフォームする目的が不明確なままに根本的な問題解決にならない工事を行ってしまったり、同時に行っておくべき工事に気が付かないままリフォーム会社に言われるままの工事を行ってしまったりするケースが決して少なくないのが現状です。
こうしたことにならないためにもリフォーム工事を行う前には(特に大規模リフォームを行う前には)、第三者の住宅診断を上手に活用していただきたいと思います。
弊社では、住宅リフォームの施工実績20年超のインスペクターが第三者の立場からリフォーム前の建物調査を行います。


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