軽視できない住宅会社のアフターサービス

一昨日は房総の海の近くで住宅診断を行いました。
日中は30℃を超える暑さで汗だくになりましたが、帰りは少し遠回りして海沿いの道を車で走りました。
夏休みに入ると混雑する道路もまだすいていて快適なドライブでした。

さて新築住宅を建ててそろそろ1年を迎える頃には、何かと不具合が出てくるものです。
完成した当時はなかった不具合が新たに発生する事も少なくありません。

エントランス部分の床の目地が剥がれてしまったり
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内障子の敷居スベリが反って剥がれてしまったり
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巾木の不陸調整用のパッキンがはみ出てしまったりです。
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いずれも大きな欠陥や不具合ではありませんが、見栄えが悪いのでそのまま放置しておくわけにもいきません。

快適な住まいを維持するためにはアフターサービスが重要

多くは建築した住宅会社に連絡して修理を依頼する事になりますが、住宅会社のアフターサービスの対応は会社によって様々です。
住宅会社にはそれぞれアフターサービス基準があってこれに該当する現象が定められており、該当する内容に対して補修の責を負います。
保証期間は構造躯体や雨漏りなどの長期保証以外の下地や仕上げ、設備などは一般的には2年間です。

しかし機能上支障のないものや、微小なひび割れや隙間、変形などは保証の適用外になるので、引き渡しの際にはアフターサービス基準をよく読んで保証内容を確認しておく必要があります。
どの程度までが機能上支障がないといえるのかで、住宅会社と建築主との間でトラブルになる事も少なくないので軽視できません。
また「どこまで住宅会社に補修を求めて良いかわからない。」といった話も良く耳にします。

どんなに品質管理が良くても、完成して1年もたてば何かと不具合が生じる事はあるものです。
無償で定期点検を行う住宅会社は多いですが、定期点検以外でも万一不具合が発生した際に迅速に対応してくれる会社はそんなに多くはない様です。
いざという時のために、アフターサービス体制の整った住宅会社を選ぶ事が大切です。

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