今は何かを求めようとする時に、たくさんのものの中から選択できる時代です。
世の中は様々な商品やサービスであふれています。
しかしその反面、誰からも選ばれなくなるという不安もあります。
「選ぶ」という事は「捨てる」という事の裏返しでもあるので、選ばれる側にとっては良い事ばかりではありません。
いかに付加価値を付けて他と差別化をするかが大切です。
さて、インターネットの普及によって簡単に膨大な量の情報を得られる時代になりました。
しかしインターネットの情報の中には、明らかに根拠のない情報や誹謗中傷によって間違った方向に誘導するためのものも見受けられます。
住宅会社の評判や欠陥住宅の話なども「どこまで信じて良いのかわからない」ものも多いのではないでしょうか。
特に匿名によるインターネットの一方的な情報は、本当に信用できる情報かどうか吟味しなければいけません。
住宅会社を選ぶ際の情報源としては、他に書籍などがあります。
古くからある手法ですが著者のプロフィールもわかりますし、情報量が多いのが長所です。
信頼できる情報の条件としては、やはり発信者の名前や経歴などが明らかな方が信用できそうです。
最も信頼できる情報は信頼できる人から・・・
しかし最も信頼できて役に立つ情報は、やはり人と直接会話して得る情報ではないでしょうか。
人も時には嘘の情報や、自分に都合の良い情報だけを伝える事があると思いますが、その人の人柄や表情を見ながら判断する事ができます。
またこちらから質問を投げかけて反応を見る事も可能です。
普段から信頼できる人からの情報であればより安心でしょう。
一方、悪徳リフォーム業者の営業マンなどはいかにも「親切で良い人」を装って信用を得ようとするのが常套手段の様ですが、建築の専門知識はほとんどないので、こちらからの質問にははっきりと答えられません。
このような業者の被害にあわない為には、積極的に質問して相手の表情や言葉遣いの変化を観察するのが効果的です。
また日頃から自らも学習して情報を集めておく必要もあります。
住宅の購入もリフォームも一生の中で大きな買い物です。
誤った情報に踊らされない様にするためには、自身で勉強する必要があります。
そしていざという時に相談できる専門家と良好な関係を築いておけば、一生頼りになると思います。