良い家の条件とは?

良い家の条件とはどんなものでしょうか?
快適で安全な家、使い勝手の良い間取り、デザイン性の高い家、収納スペースが多い家、地震に強い家、メンテナンスしやすい家、長持ちする家、省エネ性能の高い家、ローコストな家、可変性の高い家、個性的な家・・・等々人それぞれです。
また、「たくさん建っている家、売れている家=良い家」とは限りません。
そして「ハウスメーカー、工務店が売りたい家=ハウスメーカー、工務店が本当に建てたい家」とも限りません。

全てを満たす家は残念ながら私が知る限りでは存在しません。
家を建てようとする時、それぞれの価値観で構造や工法、ハウスメーカーや工務店を選びます。価値観は人それぞれなので、どれが良いとは一概にはいえません。住宅会社もそれぞれの価値観で家づくりをしています。
そして完成した家が、自分が重視した項目が期待通りであれば他の項目が多少劣っていてもほぼ満足できると思います。
しかし、万一重視する項目が期待外れだったとしたら、後悔する結果になるでしょう。

家を建てる前には、ほとんどの方がいろいろと情報収集を行い、ハウスメーカーや工務店の営業担当者から説明を受けて、
比較検討した上で業者を決めると思います。
その決め手となった情報が本当に正しい情報だったかどうかが重要なのです。

後悔しない住まい選びのためにすべき事

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大手ハウスメーカーや大手建設会社は知名度もあり、たくさんのコストをかけて幅広く広告宣伝を行っています。
有名人を使ったテレビコマーシャルを見ると、とても魅力ある住宅に思えてきます。
一方、地場の工務店は地道にコツコツと良い家を建てていても、その情報が入る事はほとんどありません。
例え大手ハウスメーカーが建てる家よりも性能面で優っていたとしても、それに気付くのは一部の人達に
限られます。
また、住宅会社の営業マンも、自社の住宅のセールスポイントをアピールできても、他社との比較はできません。
他社の建てる住宅をほとんど知らないためです。
そんな中、多くの人にとって一生のうちで最も高額な買い物である家選びで、後悔しない様にするにはどうすれば良いのでしょうか?

やはり最後は自分の目で確認し、自分で決める以外にありません。
住宅雑誌や専門書を読む、住宅展示場やショールームを見学する、住宅セミナーや現場見学会に参加する、専門家に相談する等、自ら積極的に情報を集めて比較検討するしかないのです。
どんなにお客様想いの営業マンでも、会社の利益や自分の営業成績を全く考えない営業マンはいません。
自分や勤務先の利益より顧客の利益を優先するとは限らないのです。
住宅会社の営業マンの話を鵜呑みにせず、集めた情報が本当に正しいものなのかどうかを見極める目を養うしかありません。

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