失敗しないリフォーム業者の選び方

本日未明に行われたサッカーW杯最終予選UAEとの一戦は日本の完勝。これでW杯出場が少し見えてきました。
つい応援に熱が入って、最後まで見てしまいました。

さて一口にリフォーム業者といっても、リフォーム業者には様々な会社があります。
知り合いの大工から町の工務店、塗装業者や内装業者、設備業者などの専門工事店、リフォーム専門会社、建築設計事務所、ハウスメーカーなどです。またガス会社や家電量販店、ホームセンターやデパートなどでもリフォーム相談を受け付けています。

皆さんがリフォーム会社を探す際には、インターネット検索やチラシ、知人の紹介などが一般的ではないでしょうか。
しかし、工事内容によってリフォーム業者にも得意・不得意の分野があるので、注意しなければいけません。
知人に奨められた会社に依頼したら、自分の希望するリフォームには合わなかったという事もあります。

リフォームでは建物の構造や規模、施工箇所や要望などによって、臨機応変に業者を選択する事が成功の秘訣です。
たとえば、ちょっとした修繕や大工仕事がメインであれば、知り合いの大工や地元の工務店の方が小回りがきいて、比較的安価で品質の良い材料を使い、低予算で仕上げてもらえる可能性が高いと思います。
しかし、ライフスタイルの変更や使い勝手の向上などプランニング重視の場合には、満足のいく提案が得られない可能性があります。

また、外壁塗装や壁紙の貼り換えなどの単体の工事であれば、塗装業者や内装業者に依頼した方が価格的なメリットがあると思いますが、設備機器の交換や大工工事などが伴う場合には、価格的なメリットは得られなくなるでしょう。

一方リフォーム専門業者は、リフォーム工事が専門ですから比較的どんな要望にも対応可能ですが、中には耐震補強工事や増改築など構造部分に対する知識や施工実績に欠ける会社もあります。知らずに頼むと欠陥だらけの工事になる事もあるので要注意です。
現在は総合的なリフォーム工事を請け負っていても、出身業態によって得意分野が異なります。元々は内装業者などの専門工事店でも、施工できる下請けを手配できれば、総合的なリフォームも請け負えるからです。またマンション専門のリフォーム業者や、建築関連法規に疎い業者もいるので様々です。

設計事務所やハウスメーカーは増改築が得意分野ですが、小さな修繕や部分的な改修工事には対応してくれない事が多く、マンションのリフォーム工事ではマンション特有のルールを考慮しないで設計や工事を行って、後で大きなトラブルになるケースも散見します。

リフォーム工事のトラブルの多くは業者選定に問題あり!

以上の様に、リフォームの要望によって最適な会社が異なるという事です。
すなわち、水道の蛇口の交換であれば水道業者に、畳の表替えであれば畳屋に依頼する方が対応が早くて安いのですが、工事が大規模になって提案力を要するのであれば、リフォーム専門業者やハウスメーカー、設計事務所などに依頼した方が安心です。
ただし設計事務所では現場管理はできない事が多いので、施工は施工会社に丸投げになるか、請負契約は施工会社と別に取り交わす様になるケースがほとんどで、費用が割高になるのを覚悟しなければいけません。
高い費用を払うだけの価値が、プランニングや設計監理業務にあるかどうかがひとつの判断基準となります。

いずれにしても工事規模が大きくなる場合には、単にコストが安いという事だけでなく、現場の管理体制がしっかりした会社を優先するべきでしょう。
リフォームで発生するトラブルは、最初の業者選定の誤りに起因するものが非常に多い様に思います。
そしてそれは、業者を選定した依頼者にも責任があるのです。
リフォーム業者の選定はくれぐれも慎重に行ってください。

弊社ではリフォーム業者選定のお手伝いもさせていただいております。
見積書のチェックや、複数の見積書の比較・検討、リフォーム業者との打ち合わせ同席なども行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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