古材を使って家を建てる

先日、2004年公開の映画「東京原発」をDVDで見ました。
突如飛び出した「東京に原発を誘致する」という都知事の爆弾発言から巻き起こるブラックユーモア溢れるパニック風刺サスペンス映画です。
まるで東日本大震災での福島の原発事故を予期するかのような映画が、2004年に公開されていた事を全く知りませんでした。
原発の安全管理は万全という考えが、「想定外」の巨大地震で脆くも崩れ去った今だからこそ見る価値があると思いました。
原発肯定派の人も反対派の人も、原発問題をはじめとする日本の将来を再度見直すきっかけとなる良い映画だと思います。
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近年、「古材」人気が高まっています。古材とは主に古民家で使用されていた木材で、ゆっくりと長い年月をかけてしっかりと乾燥され、見た目の美しさだけでなく、強度的にも優れたものです。古材として再利用される約半数は、小屋組などで使われていた丸太の梁です。さらに角材を合わせると梁材が全体の8割になるといいます。
梁材は柱よりも傷んでいない事が多いので、再利用に適しています。また、流通している古材の6割以上が松だそうです。
新築やリフォームで使われる際には、構造材として活用するケースと造作材や化粧材として利用されるケースが半々の様です。

今後益々貴重になる「古材」

1棟の古民家から採取できる古材はごく僅かで、再利用可能な品質の古材は、多くても10本から20本程度しか採取できないのが現状です。古民家カフェや古材を使用した宿泊施設など、テレビ番組などの影響もあって、古材は今後益々貴重なものとして高値で取引される様になりそうです。

古材を使用して住宅を建てたいと思っても、扱える大工が少ないので、大手住宅メーカーや住宅会社に頼んでも保証を理由に断られてしまう事が多いのですが、腕の良い大工がいる地域の工務店では対応してもらう事が可能です。
どうしても古材を使用して家を建てたいのに、建ててくれる住宅会社が見つからない場合は、ご相談ください。

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