レオパレス21のアパートで、小屋裏の界壁が未施工だったことが昨日のテレビ東京「ガイアの夜明け」で放送されました。
今後すべての対象物件について確認調査を行い、確認通知図書と相違があったものについては補修工事を実施するとしていますが、建築基準法違反などの施工不良が確認されたものはすでに206棟もあるといい、最終的にはかなりの数になりそうです。
この問題は今年の4月末にレオパレスがすでに発表していたので、そんなに驚く事はなかったのですが、びっくりしたのがそれを補修する工事の見積もりをリフォーム会社に依頼したら4,000万円だったという話。
(レオパレスでは10室程度の物件の場合の工事費は1棟あたり60万円程度としている様です。)
どんな工事を行うのか詳細は良くわかりませんが、きちんとした説明がないとリフォーム業界自体が不信感を持たれそうです。
通常では考えられない事だと思うので、見積もりの内容が知りたいものです。
テレビ局の演出なのかもしれませんが、どういう工事をしたら4,000万円の見積もりになってしまうのか、気になって仕方がありません。
そして行政の担当者のコメントにも違和感が・・・。
建築確認申請を許可して竣工検査して検査済み証まで発行したのはいったい誰なのでしょうか。
責任は施工したレオパレスだけなのか?
レオパレスの建築士を行政処分するという事でしたが、まるで正義の味方のような扱いでした。
こんなちょっと確認すればすぐにわかる単純な欠陥を見逃した自分達には、全く責任はないと思っているのでしょうか?
TV報道のありかたにも疑問を感じ、後味の悪さだけが残りました。