マンションの直貼遮音フローリング

先週末に、DIYで造ったピザ窯でピザを焼いてみました。(ピザ窯といっても、ホームセンターで耐火煉瓦を40本程買ってきて積んだだけの簡単なものです。)
窯を炭火で1時間ほど温めてから、ピザを入れると3~5分程度で焼き上がります。予想以上に美味しく出来上がりました。
自分の好きなものを好きなだけ乗せて焼けるので、ピザ好きの方には是非お奨めしたいです。

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マンションで、床をカーペット仕上げからフローリングに変更するリフォームは、以前から人気の高いメニューです。
床がカーペット仕上げのマンションは、下地がコンクリートの場合が多く、リフォームの際には下階への防音対策として、コンクリート直貼用の遮音フローリングで貼り換えを行う様に管理規約で定められている事がほとんどです。
フローリングメーカーの施工説明書によると、下地のコンクリートスラブ面の不陸は、1mにつき2~3mm以内、部分的な凹部は深さ3mm以内且つ100㎠以下に納まる様に調整する事となっています。

フローリングリフォームの問題点

しかし、新築時に床がカーペットとなっていたマンションは、この範囲に納まる事はほとんどなく、1mにつき1㎝以上の不陸がある事も珍しくありません。
フローリングに貼り換えるためには、床下地の不陸調整を行う事は必須となります。
そして、メーカーの指定通りにするためには、床を全面的に不陸調整する必要があります。空室であれば可能ですが、居住中の場合には家具などもあって簡単にはいきません。
そこで極端に凹みのある部分のみ部分的に不陸を調整して、フローリングに貼り換える事が多いのですが、この様な施工を行った場合には、フローリングが部分的に浮いていたり、床鳴りが生じたりしてしまいます。

本来、リフォーム会社は施工を行う前に十分な調査を行い、この様な事をしっかりと説明して施工方法や費用を決定する必要があるのですが、説明を行わずに後でトラブルとなる事例がたくさんあります。
床をフローリングに変更するリフォームの人気は現在も高いのですが、後で後悔する事がない様に、リフォーム会社から事前に十分な説明を受ける様にしてください。

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