リフォームで建物の資産価値を失う事がないように

築年数が経過した住宅の場合、過去に何らかのリフォームを行っている場合がほとんどです。むしろ何の手も加えられていない方が稀です。

単なる修繕のためのみでなく、ライフスタイルの変化に対応するためのリフォームやより便利で快適な住まいを目指すもの、耐震性や断熱性向上などの住宅の基本性能アップのため等目的は様々です。

しかし、インスペクションを行う中で、本来建物をグレードアップさせる事が目的のリフォームのはずが、逆に建物の資産価値を失う事になったケースを見かける事もあります。

建物の資産価値が下がらないように

propertyreduced

耐震補強と称する工事で天井裏や床下に耐震とは全く関係のない金物が多数取り付けられているもの、床下の防蟻工事を行うために基礎コンクリートを壊してしまっているケース、配管を新設するために土台や梁に穴をあけているもの、無理な増築工事が原因で雨漏れしているもの、間取り変更を行うために撤去してはならない柱や筋交いを撤去してしまったもの、屋根に設置した太陽光発電が原因の雨漏れなどです。

現在は少なくなりましたが、以前は建物の無料診断を切り口に住んでいる人の不安をあおり、リフォーム工事の契約をおこなう業者も数多く存在していました。

こういった無料診断をしていた人たちはほとんどが建築の専門家ではありませんでした。

しかし中古住宅の売買で問題になるのは、売主様がそういった悪徳リフォーム業者といって良い業者が行ったリフォームに対して、いまだに疑いの目を持っていないケースです。
「○年前に耐震補強工事を行った」、「外壁や屋根を特別な塗料を使って塗装した」等の売主様の言葉を聞いて調査すると、意味のない耐震補強であったり、一般的に使われている塗料だったりします。

住宅の修繕やリフォームの履歴を売主様からお聞きする事はインスペクションを行う上でも必要な事ではあるのですが、その修繕やリフォームが本当に有益な事なのかどうかはプロの目線で現場を見ないとわかりません。

千葉市のホームインスペクション専門会社匠住宅診断サービスTopへ戻る