不動産チラシのキャッチコピー

週末に新聞に折り込まれる不動産広告。
近年は、紙媒体の反響率が低下しているため、最盛期と比較するとだいぶ減ってきているとはいえ、厚手の上質の紙を使用した大手不動産会社の豪華なチラシもいまだに健在です。

そして、私がつい注目してしまうのが、キャッチコピーです。
最近は詩的(ポエム)なキャッチコピーが流行っているようなので、見て楽しめます。
「寛ぎを醸し出す空間プランニング」、「潤いある快適生活を愉しむ洗練の住まい」、「風景が資産になる美しい庭園」、「志したのは、一線を画する目黒の品格」くらいであれば、何となく物件のイメージが伝わってきます。
しかし、「洗練の高台に、上質がそびえる」、「人生に、南麻布という贈り物」「躍動も静穏も手にする贅沢。」「名作を日常とする。深まる静謐を味わう、私領域。」などになると、何となく高級なのはわかっても、具体的なイメージはほとんど伝わらず、極め付けは「TOKYOジパング 待望の黄金時代をここに。」、「人生に唯ひとつのプラチナ」、「美浜、ずっとタノシ区。」・・・・・
もはや不動産の広告だと思えないばかりか、何の宣伝だか全くわかりません。まるで映画のサブタイトルのよう。

私と同じ様に、不動産を購入する予定がなくても、キャッチコピーを目当てに不動産広告を見てしまう人も多いのではないでしょうか。

不動産チラシと物件価格

この様なキャッチコピーが、どの様な効果をもたらしているのかはわかりませんが、キャッチコピーをつくるのにも決して安くはないコストがかかっているはずです。そしてその費用は、当然物件の販売価格に上乗せされています。
販売物件につけられたおかしなキャッチコピーの代金は、全て物件購入者が支払っている事になるのです。

新聞折り込みチラシは、不動産販売会社にとっては、他の広告宣伝と比べて、ターゲットとする地域をピンポイントで狙い打ちできるメリットがあります。
しかしそれでも、配布部数によっては、1回で数百万~数千万の費用がかかる事もあります。

大手不動産会社のチラシほど、見た目も高級感があって魅力的に作られていて、高額な費用がかけられていますが、それらのコストは全て物件価格に反映されている事を忘れてはなりません。

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