先日、未明から朝にかけて関東で2回の震度4の地震がありました。
普段は忘れかけていても、地震が発生する度に住まいの耐震強度に不安を持つ方は多いと思います。
さてちょっと昔の調査結果があります。
2011年9月に行われたSUUMOインターネットリサーチによる「家づくりで重視したいことランキング」調査では、
1位 耐震性、 2位 耐久性、 3位 間取り・プラン、 4位 断熱性・気密性、 5位 アフターサービス・長期保証
だったそうです。
東日本大震災の直後だった事もあって耐震性を最も重視したい方が多く、その他にも安心して長く暮らすために必要な項目が上位を占めていました。
おそらく現在同様の調査を行っても、上位の項目はほとんど変わらないのではないでしょうか。
その中でもアフターサービス・長期保証が5位に入っている事に注目です。
家は人生最大の買い物なので、安心して長く住み続けるためには長期間の保証制度と定期的な点検制度によるメンテナンス、リフォームが欠かせません。
建ててからのサポート体制こそが住宅会社の信頼の証
大きな地震発生後の点検や修理対応などのサポート体制が整っているとより安心です。
建物はいくら耐震性能が高くても地震にあう度に少しずつ損傷するので、大きな地震発生後には点検を行っておく必要があります。
また、保証期間内の補修対応や修繕、将来のリフォーム相談など、将来に渡ってしっかりとサポートしてくれる会社なのかどうかは、今後長くつきあっていけるかどうかを決める上で非常に重要な要素です。
契約する前まではアフターサービス体制や手厚い保証などを売り文句にしていても、いざ引き渡しが終わると細かな修繕工事やリフォームなどは下請け業者任せで、ほとんど自社では対応してくれない会社もあるので注意しましょう。
家は建築してからのメンテナンスが大切です。
住宅会社のアフターサービスの良し悪しを判断するには、既存顧客からの口コミが最も信頼できる情報になります。
建築して5年、10年経った建築主にヒアリングすれば、営業マンの嘘はすぐにわかるものです。
建築してからのサポート体制こそが住宅会社の信頼度や顧客に対する姿勢を見分ける一番のポイントと言っても過言ではありません。