これからのリフォーム会社にはホームインスペクションのスキルが必須!

空き家対策として中古住宅流通の活性化は非常に有効な手段です。
そして中古住宅を安心して購入できる様になるためには、購入前に専門家によるホームインスペクション(住宅診断・調査)を行うことは不可欠です。
また中古住宅の流通が増えるためには、それと同時にリフォーム会社にもホームインスペクションのスキルが求められるようになると思います。

中古住宅を購入した人のほとんどが入居前に何らかのリフォームを行います。
しかしリフォーム会社の担当者が建物の不具合や瑕疵の調査項目、判定基準を知らないのでは、リフォームに併せて行うべき補修や修繕の提案は期待できません。
またせっかく専門家によるホームインスペクションを行っても、リフォーム会社の担当者がその内容を正しく理解して適切な修繕工事を行う事ができなければ意味がありません。

コンクリートのひび割れはどの程度になると補修が必要なのか、床や壁の傾斜はどの位あると瑕疵が存する可能性が高いのか、構造材の含水率はどの程度が適正なのか、結露対策はどうすれば良いのか・・・等々の事はリフォーム会社であれば本来理解していなければいけない事です。
ところがそのようなことを知らないリフォーム会社の担当者も意外と多いのです。
建物の劣化度合いや耐震性などを知る上で不可欠な床下や天井裏の調査を行った経験のないリフォーム会社の担当者もいます。

リフォームのあるべき姿とは?

リフォームの目的は様々です。
老朽化した住宅設備の交換、劣化が進んだ外壁の塗り替え、部屋の模様替えや間取り変更等施主様からの要望も多岐に渡ります。
しかし建物を長持ちさせるための提案や専門家でないとわからない不具合の手直しなどは、施主様が自ら要望するケースは少ないはずです。
そしてこれらの工事はリフォームに併せて行う事で、あまりコストをかけずに大きな効果が得られる事も珍しくありません。
リフォームするならこうした提案ができるリフォーム会社に依頼するべきです。

中古住宅はどんなに見た目を綺麗にしても、構造部分や隠れた部分に築年数相応の劣化や不具合があるのが普通です。
また建築当時の法令や施工方法が現在では不適切だったりもします。
確かに最新の住宅設備機器を取り入れたり、間取りの使い勝手を良くしたり、収納を増やしたりするのもリフォームの目的ではあるのですが、隠れて見えない部分が手つかずでは片手落ちになってしまいます。

この様な不具合を的確に判断して最適な提案ができるリフォーム会社が増えないと、いつになっても新築ばかりに目が行ってしまい、中古住宅の活性化は進まないと思います。
空き家対策としての既存住宅流通の活性化のためには、リフォーム会社にこそ住宅診断・調査のスキルは不可欠なのです。
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