良いリフォーム会社にはマニュアルがある!

今日から5月。1年のうち最も快適な時期です。

長寿化が進み、もうすぐ100歳まで生きる事が当たり前の時代になるといいます。
予防医学研究者の石川善樹氏は、人生を25年ごとに4つのパートに分けた時、多くの人が仕事で一番輝けるのは、必要なスキルや経験、人脈などを全て揃えた50歳から75歳までの時期と述べています。
また「人生は長い。本気を出すのは50歳からでいい」とも。

そして会社の寿命が短くなった現在では、会社でなく業界が人生の意味を与えてくれるとも話しています。
会社内にとどまらず、業界内で影響力や発言力を持つ事で自尊心を高めていけるのだそうです。
働き方が確実に変わりました。

さて何度もお伝えしている様に、住宅リフォームは1軒1軒築年数や傷み具合、構造や仕様、間取りなどが異なるものを、顧客の要望にあわせてカタチにするものなので、ひとつとして同じものはありません。
担当者にはそれなりのスキルや経験は欠かせません。
また、建築の資格を持っているからといって、安心して任せられる事もありません。

しかしリフォーム会社の担当者は、全て豊富なスキルと経験を持っているとは限りません。
これを補うために良いリフォーム会社では、各種マニュアルを作成しています。

担当者のスキルや経験不足を補うためにリフォーム会社にはマニュアルが絶対に必要!

一般的にリフォームのマニュアル化は難しいといわれていますが、会社としてできる限りマニュアル化しておかなければ、担当者によってバラツキが大きくなってしまいます。
接客マニュアルや業務マニュアル、見積マニュアル、現調マニュアルなどの他に、施工基準や検査基準をマニュアル化している会社もあります。
リフォーム工事では特に、木材の継手や仕口などほとんどが大工任せになりがちですが、この様な事までマニュアル化している会社なら、施工レベルはかなり高いと考えて良いでしょう。

技術力や施工品質をうたう会社は非常に多いのですが、工事を行ってみなければ本当の事はわかりません。
また検査基準や施工基準が明確でない会社が、品質の高い工事を行えるはずがないのです。
その様なケースでは、工事の出来栄えが良くてもたまたま下請け業者の職人が良かっただけかもしれません。
会社にこの様な施工マニュアルがあるかどうかが、リフォーム会社の施工品質のひとつの目安になると思います。

CIMG2109
大工任せになりがちなリフォーム工事の継手や仕口をマニュアル化した例

CIMG2111
劣化や不具合の補強や補修方法をマニュアル化した例

千葉市のホームインスペクション専門会社匠住宅診断サービスTopへ戻る