リフォーム工事の見映えに関するトラブル

来年の5月1日を祝日とする特別法が国会で可決しました。
来年のゴールデンウイークは10連休になります。

仕事は量から質へと変換を求められています。
従来より仕事の質を高めるためには、「たくさんの量の仕事を経験すること」が一番の近道とされ、私もそれを信じてきました。
多くの仕事をこなすことにより、おのずとある時期から仕事の質が変化する時が来るといわれました。
たかだか5年や10年位経験したところで、仕事の質など高められるはずはないというのが従来の考えであり、多くの人の教えだった様に思います。
しかしこれからは、そのスピードをさらに高めていかなければいけません。

さて、12月に入り、ホームインスペクションの問い合わせが非常に多くなっています。
弊社にはホームインスペクションとは別に、ほぼ毎月の様にリフォーム工事の不具合に関するご相談があります。
特に多いのが、仕上がりの見映えが悪いので手直しを要求しても「許容範囲だ」「建物の元の状態に問題があるので、これ以上直せない」、「これ以上直すのなら追加工事になる」などと言って、手直しに応じてもらえないというものです。

この手の問題は、明らかに使用上支障があったり、施工要領が守られていなかったり、法令違反になったりするのであればともかく、見映えだけの問題が多いので、我々にも非常に判断が難しい問題です。

部分的なリフォームは新築とは異なり、古い部分と新しい部分がどこかでツギハギになってしまうのはやむを得ません。
どこで区切るかはリフォーム業者の判断によるので、業者や職人のセンスに大きく左右されます。

リフォーム工事の手直しは、どの程度まで要求が可能?

業者が「どこまでを工事範囲として考え、リフォームするのか」、注文者側が「どこまで完璧を求めて、どこで妥協できるのか」が問題になります。

常識的に考えて誰の目にも是正すべき内容であればともかく、現実的には明確に線引きできないケースが多いのです。

こういったことが起きるのがリフォームです。
私が常々、リフォーム工事ではリフォーム業者との信頼関係が重要といっているのはこのためです。
業者の職人は通常、最低限の仕事しかしないと思っていた方が間違いありません。
(手抜き工事ということではなく、費用に見合った仕事という意味です。)
「きっとこれもやってくれるはず」などと、過剰に期待するのは辞めた方が良いでしょう。

しかし、お互いの信頼関係が良好であったなら、少しくらい手間がかかっても「施主から喜んでもらえる仕事をしよう!」と思うのが人情です。
(一部、腕の良い職人がいないため、良い仕事をしようにもできない業者がいるのも事実です。)
一方お互いの信頼関係が崩れてしまえば、業者は普通なら手直しに応じる内容でも、簡単に手直しに応じたらさらに細かい要求をされるかもしれないという気持ちになりがちです。
そうなってしまえば、訴訟問題にもなりかねません。
お互いにとって何の得にもならなくなってしまいます。

いろいろと諸事情があったとしても、感情的にならずに、冷静にお互いの妥協点を見つけましょう。
そしてトラブルになる気配を感じたら、なるべく早く業者と話し合いの場を持ち、道義的な解決を目指すのが被害を最小限に抑える秘訣です。
それでも話がこじれる様であれば、第三者の専門家に相談しましょう。

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