リフォームのトラブルを防止するために その2

非常に強い台風18号が接近中で、関東地方でも明日未明にかけて大雨に対する警戒が必要な様です。
今年は、なかなかすっきりとした秋晴れの日がありません。

さて、住宅のリフォームで「出来上がりがイメージと違う」というトラブルは、非常に多く発生します。
多くの原因は、リフォーム会社の担当者と施主のイメージの違いや、カタログと現物の違いなどです。
商品はカタログで見ると、どうしても現物よりも良く見えてしまいがちなので、要注意です。
また、住宅設備機器のカタログ写真は、オプション品が付いている事が多いので、誤解してしまいがちです。

もし貴方が、「ゆったりとくつろげるスペースが欲しい」といっても、「くつろげる」感覚は人によって異なります。
事例写真を見せたり、具体的な広さを示したり、そこで何がしたいのかを具体的に伝えるなどして、自分のイメージをきちんと伝える工夫をしたいものです。
また、空間のイメージを確認するためには、場合によってはリフォーム会社に立体図面や3Dパースの提出を求める事も必要です。

そして建材や住宅設備機器、照明器具などを選ぶ際には、カタログだけでなく、実際にショールームなどで現物を確認しましょう。大きさや質感、使い勝手や手触りなどはカタログではわかりません。
ただし、ショールームはどこも広くて明るいので、実際に自分の家に設置すると、同じものでも「大き過ぎる」と感じる事もあるので、この点は注意が必要です。

イメージ違いのトラブルの防ぎ方

また、色や柄を決める際にも、ショールームで現物を見て決めるのがベストですが、壁紙やカーテン、塗装の色まで全てショールームまで出かけて決めるのも無理があります。その場合でも、カタログの写真や小さなサンプル見本で決めるのは避けましょう。
壁紙やカーテンなどは、メーカーに依頼すれば30センチ角程度の見本を送ってくれます。また、外壁などの塗料も、塗料メーカーに依頼すれば大き目の塗り見本を作成してもらえるので、必ず大きなサンプルで選ぶ様にしましょう。
その際、色は面積によって見え方が違うので注意しましょう。
色は面積が大きくなると、明るく薄く見えるので、小さな見本でははっきりと色がわかっても、大きな面積になるとだんだん白っぽく見えてしまうので、注意が必要です。
また外壁の色などは、色見本を屋外に出して、自然光のもとで色決めを行いましょう。

ここで、サンプルや見本を取り寄せるのは、リフォーム会社の担当者の手間になるからと言って、遠慮する必要は全くありません。
リフォーム会社の担当者にとっても、後で「イメージが違った」というトラブルになる事は絶対に避けたいのです。
トラブルを未然に防げるのなら、むしろ大歓迎なはずです。

イメージの違いによる不満やクレームは、リフォームでは最も多いクレームです。
これを避けるためには、リフォーム業者ばかりでなく、施主の方でも努力が必要です。
相手が「理解しているはず」ではなく、「理解していないかもしれない」という気持ちをお互いが常に持って、相手に要望を伝える事ができれば、この様なトラブルはほとんどなくなると思います。
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