10月1日に、弊社は無事設立1周年を迎える事ができました。
この1年間、料金メニュー以外のご相談も数多くいただきました。
住宅に関するご相談には、幅広く対応させていただきたいと思っておりますので、今後もお気軽にお問い合わせください。
さて、リフォームのトラブル防止法最終回です。今回は現場管理や契約に関するトラブルの防止についてです。
作業時間の厳守や近隣対策、職人のマナーなどは、リフォーム会社に現場管理を徹底してもらう様にお願いするしかありませんが、近隣への挨拶や現金・貴重品の管理等自らできる事はきちんと行っておきましょう。
着工前の近隣挨拶は、リフォーム会社でも行うと思いますが、施主自らも行っておいた方が良いでしょう。
現場での喫煙などは、今ではほとんどのリフォーム会社が禁止しているはずなので、ほとんど心配いりません。
また、無用のトラブルを避けるため、工事を行う部屋にはなるべく家具や備品を置いておかない様にしたいものです。
引っ越し業者のトランクルームなども有効に活用しましょう。
追加変更工事の注意点
以前にもお伝えした様に、リフォーム工事には不確定要素がたくさん含まれています。
いざ解体してみると、仕上げ材の下地、土台や柱など普段目にしない場所に腐食などの損傷があって、補修や交換を行わないと建物の耐久性や工事の仕上がりに問題がある事があります。
これにより、工事内容の変更や、追加工事費用の発生、工期延長などが生じますが、これらを曖昧にしたまま工事を続けると、あとで大きなトラブルとなります。
その都度、金額や工期の取り決めを行い、書面で取り交わしを行っておきましょう。
本来、リフォーム会社の方から投げかけてくるのが普通ですが、ルーズなリフォーム会社だと、何のアクションもありません。
その場合は、面倒でも施主の方から書面の取り交わしを求めてください。
また追加工事については、事前にどんな追加工事が発生する可能性があるのか、発生した場合の費用はどれ位になるのか等を、リフォーム業者に確認しておいた方が良いと思います。
経験豊富な業者であれば、建物の現況や築年数などを考慮して、おおまかな費用を教えてくれるはずです。
そして、リフォーム工事中は、想像以上に疲れるものです。
特に、住みながら工事を行う場合は、工事が長くなると、施主の家族は肉体的にも精神的にも疲れて、イライラしてきます。
ちょっとした不満でも蓄積すると、大きなストレスとなってそのうち怒りに変わります。
不満は貯め込まずに、その都度リフォーム会社の担当者に伝え、できるだけコミュニケーションをとる様に心がけましょう。
工事が長期間になる場合は、仮住まいを検討した方が良いでしょう。