こんな時にも・・・・ホームインスペクションの活用法

「売主様の心象を悪くしそうで、何となくホームインスペクションを受けるのを躊躇してしまった。」という話を最近良く耳にします。
確かに最初はあまり良い顔をしない売主様もいるのですが、インスペクションの目的を丁寧に説明すると、ほとんどの方からは理解していただけます。
売主様にとっても後々のトラブルは避けたいもの。スムーズな取引を行うためにもメリットがあります。
住宅の購入は長い人生の中でも、大きな出来事です。絶対に失敗は許されません。後で後悔しないためにも遠慮は禁物です。

第三者の専門家が建物の点検・調査を行うホームインスペクション(住宅診断)は、中古住宅の売買時のみでなく他にもいろいろと利用するメリットがあります。
1、中古住宅の売主の瑕疵担保責任期間が経過する前の点検
  購入時にインスペクションを実施していない場合は、瑕疵担保保証期間内に専門家による点検を行っておくと安心です。
  万一不具合が発見された場合、補修費用を売主様へ請求できる場合もあります。
2、新築住宅の保証期間が経過する前の点検
  第三者の専門家の視点で点検を受ける事で、施工者の定期点検の結果が妥当かどうかのアドバイスを受ける事ができます。
3、住宅に気になる点や不安な点がある場合
  不具合がある場合には、問題の早期発見・早期対処が可能になります。
4、購入した新築住宅の売主や建築した住宅会社が倒産してしまい、定期点検が受けられなくなった場合
  第三者の点検ならリフォーム工事や補修工事の受注を目的としていないため、点検結果が信用できます。
5、建て替えとリフォームで悩んでいる場合
  建て替えやリフォームの必要性やそれぞれの長所、短所について第3者の立場からの意見やアドバイスを受けられます。
6、自宅を賃貸する前の点検
  自宅を賃貸する場合にも、事前に専門家による点検を受ける事で賃貸後の借主からのクレームやトラブルを回避できます。
7、空き家の活用で悩んでいる場合
  点検結果を元に、修繕して賃貸する、売却する、更地にする等活用方法の判断材料やアドバイスを受ける事ができます。
8、無料点検業者や訪問販売リフォーム業者の点検結果に不安がある場合
  点検結果やリフォーム内容が適切かどうかを、第三者の専門家の立場からチェック・検証し、アドバイスを受けられます。

以上は代表的な例ですが、いずれも以前私共で問い合わせを受けたケースです。ホームインスペクションは様々な場面で活用する事が可能です。

住宅点検で安心を得るためには、検査人の第三者性が不可欠

home-inspection[1]
住宅の不具合や劣化を放置しておくと老朽化が早まり、補修費用も大きくなります。住宅を長持ちさせ、維持費を抑えるためには定期的な点検とメンテナンスは欠かせません。しかし、建て替えやリフォーム、修繕工事の受注を目的とした点検や、新築工事を行った住宅会社が行う点検では必ずしも正しい事実が報告されるとは限りません。
是非、利害関係のない第三者の住宅点検を活用して欲しいと思います。

弊社でも上記の様な点検も常時承っています。料金表にあるセット価格以外でも、部分的な調査・診断も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

  

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