ホームインスペクションガイド

ホームインスペクターに求められる事

ホームインスペクターには中立性、第三者性が欠かせないとされています。 ホームインスペクターが不動産売買の意思決定に関して顧客を誘導したり、リフォーム工事を受注するために有利になる報告をしたりすれば、ホームインスペクションの信頼はたちまち失墜してしまいます。 日本ホームインスペクターズ協会の倫理行動規 … 続きを読む

古民家を未来に残すために必要なこと

「古民家」に定義はありません。 一般的には築50年超の木造住宅が「古民家」と呼ばれています。 そして古民家は伝統工法による住宅というイメージがあります。 しかし昭和25年に制定された建築基準法では、木造住宅のスタンダードを在来工法と定め、制定後の住宅は在来工法で建築される事が多くなったので、在来工法 … 続きを読む

リフォーム工事前の近隣挨拶

今日から11月。 早いもので今年も残り2か月になりました。 先月は例年にない降水量の多さと大型の台風の上陸などで、雨漏りに関する問い合わせが多い1か月でした。 さて、中古住宅を購入して引っ越し前にリフォームする場合、意外と軽視しがちなのが近隣住民への配慮。 通常はリフォーム会社の担当者が工事を着工す … 続きを読む

現場監督の育成支援

現在ある人材派遣会社からの依頼を受けて、成長意欲の高い施工管理未経験者に独自の教育を行い、建設会社に送り出すお手伝いをしています。 近年の建設業界では就業人口の減少や就業者の高齢化の問題を抱え、オリンピック需要に伴い将来を担う建築技術者の人材が求められています。 そこで業界人口を増やす事を目的として … 続きを読む

これからのリフォーム会社にはホームインスペクションのスキルが必須!

空き家対策として中古住宅流通の活性化は非常に有効な手段です。 そして中古住宅を安心して購入できる様になるためには、購入前に専門家によるホームインスペクション(住宅診断・調査)を行うことは不可欠です。 また中古住宅の流通が増えるためには、それと同時にリフォーム会社にもホームインスペクションのスキルが求 … 続きを読む

既存住宅流通活性化のためにホームインスペクターが行うべき事

一般社団法人不動産流通経営協会の平成29年3月付の資料によると、東京23区全体の平成27年度既存住宅流通比率は50.5%で、既存住宅流通量が新設住宅着工総数をわずかながら上回っています。 もっとも比率が高いのが港区の62.6%で、次いで渋谷区・目黒区(61.9%)、豊島区(61.6%)と続きます。 … 続きを読む

最近思う事・・・建設業界の仁義とは?

古くから建設業界には暗黙の了解(いわゆる“仁義”のようなもの)があった様に思います。 ・前勤務先から独立して同業を行う場合は、同じ営業エリア内での営業活動は控える ・前勤務先の顧客への営業は禁止 ・働き盛りの社員の引き抜きは禁止 ・独立後の前勤務先での取引先との取引はご法度(同じ営業エリアで営業する … 続きを読む

鉄筋コンクリート造の住宅

鉄筋コンクリート造はその名の通り鉄筋とコンクリートで建物を支える構造です。 引張力に優れているが錆びやすく高温時の耐火性が低い鉄筋と、圧縮力に強く耐火性が高いが引張に弱いコンクリートのそれぞれの素材の弱点を補い合って、非常に強固な建物をつくることが可能になります。 他の構造と比べて火災に対して最も強 … 続きを読む

施工業者との無用なトラブルを避けるためには・・・。

工事を行う際に、施工業者とトラブルになるケースが時々あります。 トラブルのきっかけは、施工業者の方に非があるケースが圧倒的に多いのですが、そんな時でも施工業者は全てのお客様に対して全く同じ対応をしている訳ではありません。 トラブルの原因は同じ様な内容でもクレームの伝え方やその後の要求の仕方によって、 … 続きを読む

設立2周年を前に・・・。

弊社は現在、住宅のホームインスペクションや住宅会社の図面、見積書チェックなどを行い、消費者が住宅の購入やリフォームで失敗しない様にご支援させていただいている一方で、住宅会社やリフォーム会社への研修、業務支援なども行っています。 一見、相反する様に思われがちですが、日々真面目に業務に取り組んでいる住宅 … 続きを読む