Author Archives: torukameda
「隠れた瑕疵」をめぐるトラブル
中古住宅の売買では、時々「隠れた瑕疵」をめぐって売主と買主とでトラブルが発生します。 そもそも「隠れた瑕疵」とはどんな事を言うのでしょうか。 「隠れた瑕疵」とは、一般的には目に見えない瑕疵と認識されていて、すでに目に見えているものは「隠れた瑕疵」にはならないと思われている方が多い様ですが、これは正し … 続きを読む
危険なブロック塀が多いワケ
大阪市北部を震源とする地震で小学校のブロック塀が倒れて女児が死亡した事故をきっかけに、全国の学校でブロック塀の安全点検を行ったところ、現時点で建築基準法施行令の基準に合わない疑いがあるものが2498校で確認されたというニュースが昨日のY!ニュースに掲載されていました。 ブロック塀の危険性は以前から再 … 続きを読む
建設業を取り巻く様々な問題
大工が大幅に減少して、家が建たない時代が来ることが懸念されています。 野村総合研究所では、大工の人数が2015年度の35万人から、2030年度には21万人に減少し、住宅の建築需要に対応できなくなる可能性が出てきたと発表しました。 プレカットやパネル化など大工作業を工業化して、深刻化する大工不足への対 … 続きを読む
役所の検査
大阪府高槻市の小学校のブロック塀倒壊による死亡事故。 倒壊したブロック塀は、擁壁の上に後から積まれたものと思われます。 ニュース画像を見ると、あと施工アンカーが擁壁の上に残っている様子がはっきりとわかり、倒れたブロック塀からはアンカー筋が抜けた様子が見て取れます。 アンカーの施工不良が、ブロック塀倒 … 続きを読む
危ない住宅ローン
家を新築したり、購入する際には、ほとんどの方が住宅ローンを利用すると思います。 現在は一昔前と異なり、日銀のマイナス金利の影響もあって住宅ローンの金利は1%前後です。 今、住宅ローンを組んで家を買うのは正解の様にも思えます。 一方、近年ではローン破綻により念願のマイホームを手放す人も増えているといい … 続きを読む
ホームインスペクションに対する宅建業者の意識
4月にホームインスペクション(住宅診断)を説明義務化する「改正宅建業法」が施行されてから3か月が経とうとしています。 当初この改正によって、ホームインスペクションの普及が一気に加速するといわれていましたが、果たして国の目論見通りになっているのでしょうか。 手元にデーターがないので正確なことはわかりま … 続きを読む
空き家問題
個人所有及び賃貸空き家の急増が社会問題となっています。 中でも注目したいのは、賃貸用でない個人所有の「一戸建住宅」の空き家が約230万戸あり、国内の空き家全体の約3割近くを占めているという点です。 ようやく国も空き家対策に本腰を入れ始め、様々な施策を行う様になりました。 国がすすめる空き家対策として … 続きを読む
レオパレスの欠陥問題
レオパレス21のアパートで、小屋裏の界壁が未施工だったことが昨日のテレビ東京「ガイアの夜明け」で放送されました。 今後すべての対象物件について確認調査を行い、確認通知図書と相違があったものについては補修工事を実施するとしていますが、建築基準法違反などの施工不良が確認されたものはすでに206棟もあると … 続きを読む
健全なリフォーム会社
矢野経済研究所が5月25日に発表したデーターによると、2018年第1四半期(1~3月)の住宅リフォーム市場規模は、1兆1946億円で、前年同期比7.6%減と推計されるとの事です。 2019年10月に消費税増税が予定されていることから需要が先送りされたと推測していて、今後増税を見越した大型リフォームな … 続きを読む