Monthly Archives: 2月 2017

パワービルダーの住宅

一建設や飯田産業、東栄住宅、アーネストワン、タクトホームなど年間1000戸以上建売住宅を販売する業者は、パワービルダーと呼ばれています。 パワービルダーと呼ばれる主に住宅一次取得者層をターゲットにした建売住宅業者の特長のひとつに、工期短縮があります。 私が勤務していた会社が3~4か月以上かけて建築し … 続きを読む

弊社でリフォーム工事の請負を行わない理由

先週はホームインスペクションが続きました。 ホームインスペクションを行う際には、たくさんの道具や脚立などの大きな荷物を持って行くので、車で移動する事がほとんどです。 普段は1時間以内の移動が多いのですが、時々片道100㎞近く移動する事があるため、日常の車のメンテナンスは欠かせません。仕事用には古い車 … 続きを読む

中古マンションを買ってリフォームで満足感を味わいたいなら!

首都圏の新築マンションが高騰しているため販売が減少している中、中古マンションを購入してリフォームする人が増えている様です。 私が勤務していた会社でも、マンションのスケルトンリフォームの依頼は少なくありませんでした。 しかし、リフォームを前提に中古マンションを購入する場合は、物件選びが非常に重要になり … 続きを読む

あれからもうすぐ6年、震災の教訓

昨日、耐震診断ソフトのメーカーが主催する耐震診断のセミナーを受講してきました。 精密診断の実務を行う際の注意点や耐震補強での評点の上げ方など、今後に非常に役立つ中身の濃い3時間でした。 そして木造住宅は昭和56年改正の新耐震基準では、熊本地震クラスの地震には耐えられないであろう事を改めて実感しました … 続きを読む

耐震診断の地域係数と評点

免震構造は地面の揺れが建物本体に伝わりにくくする構造で、どんな地震にも安全だといわれてきました。 しかし熊本地震以来、長周期振動では建物に想定外の揺れが生じたと言われる様になり、一部の専門家の間ではその安全性に疑問が持たれている様です。 東日本大震災で大きな建物に被害がさほど生じなかったのは、地震動 … 続きを読む

木材の腐朽菌と含水率

先週の土曜日は朝7時前に事務所を出て、大手ハウスメーカーからの依頼で横浜市緑区の建物調査に行ってきました。 横浜といえば港町のイメージですが、住宅地の中を車で走っていると坂道が非常に多い事に気付きます。 高い崖の擁壁の上に建つ住宅が多いのが印象的でした。 さて、木材は非常に寿命が長い優れた建築資材で … 続きを読む

耐震性能を表す指標

建物の耐震性能を表す指標の中で一般的に使われるのが、2000年に施行された品確法の住宅性能表示制度にある耐震等級でしょう。地震に対する強さが壁の量や配置などによって評価されます。 1~3の3段階の指標で、耐震等級1が建築基準法の規定を満たしている建物で、数百年に1度程度発生する震度6~7程度の地震に … 続きを読む

危険な木造住宅の間取り

本日無事平成28年分の確定申告が終了しました。 毎日の帳簿付を怠らなければ、会計ソフトを使って簡単に申告書が作成できる事を去年の経験で学びました。 何事も経験する事が大切です。 さて、木造住宅は建物が軽く、比較的小規模な建物が多いので、構造的には軽く考えられがちです。 そして木造住宅は、年間でおよそ … 続きを読む

近隣問題

現場監督が現場管理を行う上で、近隣対策は決して疎かにできない大切な仕事です。 工事現場では、騒音や振動、工事車両の駐車、ゴミや埃の飛散など、十分注意していても近隣にご迷惑をお掛けするのは避けられません。工事を行えば、必ず何らかの形で近隣にご迷惑をお掛けするものです。 ただでさえ迷惑をかけているのに、 … 続きを読む

建物の瑕疵をめぐるリフォーム会社とのトラブル

リフォーム工事では、新築工事以上に工事の欠陥(瑕疵)をめぐる発注者と請負人のトラブルが多い様に思います。 しかし、発注者が請負人に対して瑕疵の補修や損害賠償を請求するためには、リフォーム工事に「瑕疵」がある事が要件になります。 住宅のリフォーム工事は、新築工事と異なり、既存の建物の状態を前提に工事が … 続きを読む