Monthly Archives: 2月 2016
建築確認申請と建築現場の実態
我が国の建築基準法では、規定以上の建物を新築または増改築を行う際には、事前に役所等に建築確認申請書を提出し、 審査に合格した場合には建築確認済証が発行され、完了検査に合格すると検査済証が発行されます。 一般的には建築確認申請を受けて建築し、検査済証の交付を受けた建物は「安全」であると思われています。 … 続きを読む
中古住宅購入者のホームインスペクション実施率
2010年、政府は新成長戦略として「中古住宅・リフォーム市場の倍増」を掲げました。 新築住宅一辺倒だった政策を転換し、2020年までに中古住宅流通・リフォーム市場の規模を倍増する目標を発表しています。 しかしこの計画を実現するためには、売買とリフォームの融資の一本化と中古住宅の品質・性能面での不安解 … 続きを読む
現場見学会のチェックポイント
ハウスメーカーやリフォーム会社の見込み客の集客手段に現場見学会があります。ハイグレードな住宅設備機器やオプション品満載のモデルハウスとは違い、現実的なイメージを掴む上で参考になると思います。 また現場見学会に参加する事は、業者を選定する上でも非常に有効です。業者を決める前には、必ずその業者の現場を見 … 続きを読む
シロアリ被害の恐怖
今までの国内のシロアリ被害といえば、湿度の高い床下の地面の中から上がってきて家屋の土台や柱を食べてしまうというものでした。 日本の代表的なヤマトシロアリやイエシロアリは適度な水分がないと生息できず、土の中に巣を作ります。 そして家屋の中を進むためには、乾燥から身を守るために蟻道と呼ばれるトンネルを木 … 続きを読む
賃貸住宅のトレンド
昨今の住宅ローンの低金利と空き家の増加、人口の減少等の影響で今後の賃貸住宅市場はますます厳しくなりそうです。 そのような中で、賃貸住宅のオーナー様も空室対策に様々な工夫をしている様です。 部屋ごとにインテリアのテーマを決めて室内のカラーコーディネートを変えたり、部屋の一面の壁紙をアクセントカラーとし … 続きを読む
住まいの「家歴書」とは?
2009年に「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が施行され、長寿命な家を「長期優良住宅」として認定する様に なりました。 この認定を受けると固定資産税や住宅ローン等の減税、補助制度の利用などの様々なメリットがあります。 そして認定されるためには、建物がどの様につくられたのか、どの様なメンテナンス … 続きを読む
欠陥中古住宅を購入しないためには?
中古物件を購入し、入居した後で欠陥が判明した事例はたくさんあります。 築年数がたっていても、まだまだ十分に住めると思って購入した住まいに重大な欠陥が見つかったため、仲介した 不動産業者に伝えても、物件が古くて契約で売主の瑕疵担保責任が免除されていると何も対応してもらえません。 また、たとえ瑕疵担保責 … 続きを読む