Monthly Archives: 11月 2018

新築住宅の10年保証と期限切れ前の住宅診断について

6月に発生した大阪府北部地震でのブロック塀倒壊死亡事故の再発防止策の一環として、地方自治体が指定した災害時の避難路に面しているブロック塀について、所有者に耐震診断が義務付けされることになりました。 診断を受けずに放置した場合には、自治体が指導し、従わなければ物件名を公表するとのことです。 ただし、対 … 続きを読む

宅建業法の既存住宅状況調査と弊社のインスペクションの違い

今年4月に宅地建物取引業法の一部が改正され、宅建業者が中古住宅取引の媒介を行う際には、ホームインスペクション(既存住宅状況調査)について説明し、必要によって調査を行う者をあっせんすることが義務付けされる様になりました。 この改正により、インスペクションが実施された建物の売買契約に先立って宅地建物取引 … 続きを読む

在来工法浴室リフォームの注意点

現在、国内で建築される住宅の浴室のほとんどはユニットバス(近年ではシステムバスと呼ばれることが多い)です。 ユニットバスとは、あらかじめ工場で成型された天井や壁パネル、床の防水パン、浴槽などを現場に搬入し、組み立てて設置する浴室の事です。 従来の在来工法の浴室と比較して、工期が短くて済み、安価で品質 … 続きを読む

「欠陥住宅かな?」と思ったら・・・。

苦労して長期の住宅ローンを組み、ようやく手に入れたマイホームの基礎にひび割れが発生した、床が傾いている、雨漏りがするなど「欠陥住宅」の疑いが生じた時には、つい動転してあわててしまうものです。 売主や住宅会社に連絡してすぐに補修工事を行ってもらえれば良いのですが、何だかんだと理由をつけて対応してもらえ … 続きを読む

外壁カバー工法リフォームの問題点

古くなって見映えが悪くなった住宅の外壁改修方法の一つに「カバー工法」(重ね張り工法)があります。 既存の外壁の上から新しい外壁材を重ね張りして仕上げます。 塗膜が劣化して塗り替えが必要になった外壁や、ひび割れだらけのモルタル外壁の上から、金属製のサイディングを張るリフォームは以前から良く行われてきま … 続きを読む

一戸建住宅の修繕積立金

念願のマイホームも年月が経過すると様々な箇所が経年劣化し、故障や不具合が生じる様になります。 私は築12年のマンションに住んでいますが、現在外壁や屋上の防水工事などの大規模修繕が行われています。 他にも昨年から今年にかけて、浴室シャワー水栓の漏水、給湯器故障、洗浄便座(ウォシュレット)故障、トイレの … 続きを読む

異業種からのリフォーム・リノベ市場への参入

異業種からのリフォーム・リノベーション市場への参入が相次いでいます。 近年の傾向としては、住宅設備・建材メーカーや不動産仲介会社、家電量販店、ホームセンターなど住まいと何らかの関係がある会社だけでなく、住宅とあまり関係のない業種からの参入が目立つ様になりました。 アパレル業界や物販業からの参入は今や … 続きを読む

アパートの界壁の施工不良

レオパレス21のアパートの界壁問題(建築基準法違反)が表面化してから、アパートのオーナー様から界壁の点検依頼が時々あります。 界壁とはマンション、アパートなどの各住戸の間を区切る壁のことで、建築基準法上、耐火構造または準耐火構造または防火構造とし、小屋裏または天井裏に達するように設けなければならない … 続きを読む

マンションリフォーム現場の欠陥調査

先日、マンションリフォームの完成現場の不具合調査に行ってきました。 完成して僅か1か月もたたないうちから不具合が続出し、リフォーム会社に是正工事を要求して1年近く経過しても、いっこうに補修工事に応じてもらえないとのことで、第三者に見て欲しいとの依頼でした。 工事内容はほぼ全面リフォームで、工事代金は … 続きを読む

中古住宅購入時のホームインスペクターの選び方

最近少しづつ利用される方が増えてきたと思われるホームインスペクション。 既に欧米諸国では当たり前になっているので、今後日本でも徐々に普及していくと思われます。 多くは住宅の売却を検討している方(売主)や、住宅の購入を検討している方(買主)が中古住宅の売買契約前にホームインスペクションを行い、契約後の … 続きを読む