Author Archives: torukameda

新年の抱負

明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 さて新しい年を迎え、今後はライフサイクルエネルギー削減の観点などの社会的要請からも、我が国では当たり前の様に行われてきた住宅の「スクラップ&ビルドシステム」の崩壊がますます加速していく事を期待しています。 まだ十分に使用可能な建物 … 続きを読む

年末に思う事

政府が掲げる働き方改革。 「一億総活躍社会を実現するための改革」として様々な取り組みを掲げています。 その中のひとつに長時間労働の改善があります。 過労死や精神的なハラスメントによる自殺が職場で発生し続けていることなどを抑制して、労働者の健康を守るためには非常に大切な事だと思います。 しかし「全ての … 続きを読む

古民家ブーム到来?

古民家を改修したカフェやレストラン、物販店、宿泊施設などが人気です。 テレビの旅番組や雑誌の特集記事でも古民家施設がたびたび取り上げられている様です。 また、国も地方創生の切り札として古民家に注目しています。 今や「古民家ブーム」といっても良いのかもしれません。 しかし、実は古民家の定義に明確なもの … 続きを読む

住宅会社のアフターサービスと定期点検

新築住宅を建築または購入すると、その住宅を新築した住宅会社または売り主等が定期的に住宅の点検を行うのが一般的です。 点検を行う時期は会社によって異なりますが、引き渡し後(または完成後)から3か月、6か月、1年、2年、5年、10年などの期間を決めて行われます。 そして点検で万一不具合が発見された場合に … 続きを読む

床下の通風にご用心!

ホームインスペクションで床下の調査を行うと、比較的築年数の浅い戸建て住宅でも、床下に湿気がこもっている事があります。 実際に土台や大引きなどの木材の水分量を測ると、20%を超えているケースも稀にあります。 木材の水分量が20%を超えると、木材腐朽菌が繁殖して腐食したり、白蟻被害を受けやすくなるので厳 … 続きを読む

意外と怖い配管の外壁貫通部廻りの隙間

雨漏り調査を行っていると、雨漏りの原因となっている箇所で時々あるのが、エアコンの配管や給水・給湯管などの外壁貫通部の周囲の隙間です。 これらの部分からの雨漏りは、様々な種類の雨漏りの中でも原因の特定もしやすく、修理するのも比較的簡単なのですが、意外と軽視されて見過ごされている事が多い様に思います。 … 続きを読む

不動産業者から依頼されるホームインスペクション

今年は法人様からのホームインスペクションの依頼が多い一年でした。 大手ハウスメーカーからの依頼や、専門工事業者からの依頼などもありました。 そして、来年4月に予定されている宅建業法改正を前に、先月あたりから不動産業者からのホームインスペクションの依頼や問い合わせが増えてきた様に思います。 問い合わせ … 続きを読む

住宅のメンテナンス、リフォーム、建て替えでお悩みの方へ

日本の住宅の寿命は約30年といわれています。 これは我が国の住宅に30年の耐久性しかない訳ではなく、30年程度で解体して新築住宅に建て替える事が多いためです。 住宅ローンの支払いが30~35年で終わる事が多いので、建て替えるのにちょうど良いと思えるのかもしれません。 でも、30年という根拠は他に何も … 続きを読む

外壁の通気層とモルタル壁のクラック

近年の新築木造住宅の外壁は、そのほとんどが通気層のあるサイディング(工場で生産された外壁材)仕上げを採用しています。 通気層があると、万一外壁から雨漏りしたり壁の内部で結露が発生した場合でも、通気層により湿気を外部に排出することができます。 建物の耐久性は通気層によって飛躍的に向上したといえます。 … 続きを読む

雨漏り診断調査

今年は大型の台風が何度も関東地方を直撃したこともあって、雨漏りの調査依頼が例年以上にありました。 雨漏りの診断は非常に難しい場合があり、原因を究明するまでに長期間を要することもあります。 近年では赤外線サーモグラフィーを使用した調査なども行われていますが、調査費用が高額になり、複数個所の雨漏りの場合 … 続きを読む