Author Archives: torukameda

床束の浮き

中古住宅のホームインスペクションで、住宅の外観に水染みやひび割れ、天井に水染み跡などが見つかると、隠れた構造部分も相当傷んでいるはず。 そんな従来の常識が、現実は必ずしもそうでないことが最新の研究でわかったといいます。 (日経ホームビルダー6月号より) 建築研究所の上席研究員が発表した論文によれば、 … 続きを読む

副業・兼業のホームインスペクター

国が推進する働き方改革。 今までブラック企業といわれてきた建築業界でも、長時間労働をなくす動きが盛んです。 しかし自分自身を振り返ると、長時間労働で体得したものは数え切れません。 本物を目指すなら、自分を鍛える意味で成長過程の30代まではプライベートを犠牲にしてでも我慢して働く覚悟が必要だと思います … 続きを読む

マンションリフォームには危険がいっぱい!

今年3月に、神奈川県のリフォーム会社Sに対して6か月間の業務停止命令が出されました。 住宅地を回り、偶然に屋根の不具合を発見したように装って消費者宅を訪問、事実と異なる状況を告げて「このままでは雨漏りする」などと不安をあおり、リフォームの契約を迫った様です。 主なターゲットは高齢者で、契約者の年齢は … 続きを読む

住まいのワンストップサービスの中のインスペクション

住まいのワンストップサービスとは、住宅を購入しようとする際に必要な様々な手続きを、なるべくひとつのところで済ませてしまおうというものです。 物件探しからリフォーム、住宅ローン手続きなどを一か所で済ますことができれば、とてもラクです。 物件を購入していざリフォームしようとした時になって、「そのリフォー … 続きを読む

ニセ建築士とニセリフォーム会社

5月の連休中に部屋の片づけを行っていたら、古いアルバムが出てきました。 25年以上前に現場監督をしていた頃の現場写真です。 当時の建築現場では残業や休日出勤は当たり前で、現場が始まると完成するまでの間、盆休みと年末年始以外はほとんど休みがとれない事も珍しくありませんでした。 工程・品質・安全・原価の … 続きを読む

ADR調停人登録

建築・リフォームの施工に関するトラブルを抱えた方から相談を受ける事が時々あります。 また昨今では、住宅会社やリフォーム会社との揉め事を綴ったブログを良く目にします。 しかし、ブログでの情報発信が建築主にとって必ずしもプラスに働くとは限りません。 住宅会社にとっても、インターネット上の情報が下手に広が … 続きを読む

住宅セーフティネット制度

先日、民間住宅活用型住宅セーフティネット制度を活用して、リフォームする予定の建物のホームインスペクションを行いました。 この制度を活用して空き家をリフォームすると、「1戸につき最大100万円」(耐震改修などの工事が含まれる場合は200万円まで)の補助を受ける事ができます。 我が国では空き家問題が深刻 … 続きを読む

リフォームかし保険の事業者登録の有無がリノベーション工事業者選定の指標!

住宅リフォームでは、住み始めてから設備機器が故障したり、リフォームした部分に不具合が生じてしまう事が時々あります。 また、竣工検査では見逃してしまった不具合が見つかる事も珍しくありません。 多くのリフォーム会社では、この様な事態に備えて保証制度を設けています。 保証書に記された一定の期間(多くは1~ … 続きを読む

オフィスの原状回復工事をめぐるトラブル

建設現場の現場所長の悩みが、一昔前までは、「利益確保」や「事故が発生した時の責任の重さ」、「書類の多さ」などだったのに対し、近年では「休日取得や閉所日の増加を求められる」、「ICTの活用や時短を求められる」、「若手の育成が難しい」などの悩みが大きくなっているといいます。 かつての建設現場には、「残業 … 続きを読む

マンション専有部分の給排水工事

マンションのリノベーションが人気です。 マンションは管理がしっかりしていれば、戸建と比べて品質が安定しているので、大がかりな改修工事を行って永住しようとする方が多い様です。 一方、マンションには、区分所有者が自由にリフォーム可能な専有部分と、自由にリフォームができない共用部分があります。 そして、専 … 続きを読む