Monthly Archives: 11月 2017

確認申請が必要な店舗内装工事

東レの子会社による製品検査データの改ざんが公表されました。 このところ製造業によるこうした不正が立て続けに発覚しています。 長時間労働、時間外労働の規制などが原因でない事を願いたいと思います。 さて、街を歩いていると、つい最近まで美容室だったのがいつのまにかコンビニエンスストアーになっていたり、不動 … 続きを読む

古民家鑑定士更新講習

先週末に古民家鑑定士の更新講習に参加してきました。 資格者の資質の確保、知識の向上を図るための3年ごとの更新では講習を受講しなければいけません。 ところで皆さんは古民家鑑定士という資格があるのをご存知でしょうか? 住宅のホームインスペクションを実施する専門家や団体は数多く存在しますが、それはほとんど … 続きを読む

LGS(軽量鉄骨)下地の良い点、悪い点

近年の新築マンションでは天井や壁の下地材にLGS(軽量鉄骨=Light Gauge SteelまたはLight Gauge Stud )が使用されていますが、マンションリフォームでもLGSが使われる事が増えてきた様に思います。 以前は鉄骨造や鉄筋コンクリート造などのビル建築で使われていたLGSですが … 続きを読む

リフォームのWEB見積に注意!

住まいは築10年を過ぎるといろいろな不具合が気になってくるもの。 特に住宅設備機器に故障が発生しがちです。 私が住んでいる築12年のマンションも、先週から給湯器とトイレの温水洗浄便座の調子が悪くなり、ついに先日洗浄便座が使えなくなってしまいました。 給湯器が使えなくなるのも時間の問題だと思います。 … 続きを読む

進化するホームインスペクション

住宅のホームインスペクションでは外壁や基礎、室内の天井・壁・床、設備などの他、屋根や小屋裏、床下なども調査対象となります。 しかし一次診断では、通常の歩行が可能な範囲での目視できる範囲が主な調査対象となるので、日本ホームインスペクターズ協会のマニュアルでは屋根に登ったり床下や小屋裏内部に入り込んでの … 続きを読む

屋根裏の結露の原因

建物の不具合が原因で起きる問題の一つに「カビの発生」があります。 特に冬になると多いのが、結露によるカビの問題です。 結露は建物の寿命に大きく影響するばかりでなく、結露が原因で生じるカビは健康被害をもたらすので、軽視する事はできません。 そして天井裏や壁内などの内部結露は見えない部分で発生し、いつの … 続きを読む

店舗やオフィスなどのテナント工事のコストを抑える方法

新築のテナントビルに店舗やオフィスの出店をした事のない方にとって、「A工事、B工事、C工事」の様な工事区分を聞いても何のことかわからないと思います。 しかしこれから新たにオフィスビルや商業施設に事務所や店を構えようとする方にとっては非常に重要な事で、これをよく理解しておけば工事費を大幅に削減する事が … 続きを読む

リフォーム工事の検査

中古住宅のホームインスペクションを行っていると、施工不良を見かける事は珍しくありません。 施工不良は新築時のものと思われるものもあるのですが、特にリフォーム工事に起因するものが多い様に思います。 リフォーム業者の中には建設業の許可を取得していない業者も多く、これらの無許可業者には建築の専門知識のある … 続きを読む

ホームインスペクターに求められる事

ホームインスペクターには中立性、第三者性が欠かせないとされています。 ホームインスペクターが不動産売買の意思決定に関して顧客を誘導したり、リフォーム工事を受注するために有利になる報告をしたりすれば、ホームインスペクションの信頼はたちまち失墜してしまいます。 日本ホームインスペクターズ協会の倫理行動規 … 続きを読む

古民家を未来に残すために必要なこと

「古民家」に定義はありません。 一般的には築50年超の木造住宅が「古民家」と呼ばれています。 そして古民家は伝統工法による住宅というイメージがあります。 しかし昭和25年に制定された建築基準法では、木造住宅のスタンダードを在来工法と定め、制定後の住宅は在来工法で建築される事が多くなったので、在来工法 … 続きを読む