Author Archives: torukameda

宅建業法改正にともなう住宅診断について

2018年度から宅建業法が一部改正され、中古住宅取引の際にホームインスペクション(住宅診断)についての説明が義務付けられます。 これによって売主・買主共に必ずホームインスペクションについて知る事ができる様になると思います。 しかし、買主がホームインスペクションの存在を知るのは媒介契約締結時なので、実 … 続きを読む

リフォーム工事見積書チェック依頼受付中!

弊社ではリフォーム会社の見積書や施工図面、契約書などのチェックも有償で行っています。 そしてリフォームの見積書に関する電話やメールでのお問い合わせやご相談も時々あります。 リフォーム会社の見積金額が事前に予想していた金額よりもあまりに高いため、不審に思って問い合わせてくる様です。 現在はインターネッ … 続きを読む

カラーベスト屋根について

カラーベスト(薄型スレート瓦)はスレート瓦の一種で、現代住宅に最も多く使用されている屋根材です。 周囲を見渡してみても、北国以外ではカラーベストで葺かれた屋根が圧倒的に多いと思います。 コロニアル(商品名)とも呼ばれています。 軽量で吸水率、伸縮率が少ない不燃材料なので、屋根材に適しています。 また … 続きを読む

中古住宅とリノベーション

「リノベーション」という言葉が定着して久しくなりました。 リノベーションとは本来リフォームよりも大規模な改修工事の事をいい、既存の構造のみを残して用途や機能を向上させたり価値を高める事をいいます。 しかし中古マンションの再販業者の中には対面キッチンにして住宅設備機器を交換し、全室の内装を新しくした程 … 続きを読む

所有者自らが行う新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証

先週「新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法」セミナーに参加してきました。 H28年の熊本地震では、S56年5月以前の旧耐震基準により建てられた木造住宅のみでなく、新耐震基準導入後のS56年6月からH12年5月までに建築された一部の住宅にも大きな被害があったため、H12年の耐震強化基準前の建物も耐震性 … 続きを読む

リフォーム会社がどの様に見積書を作成しているのか知ってますか?

リフォームのクレームで最も多いのは、「要望通りでない」、「打ち合わせと違う」、「こんなふうになるとは思わなかった」などです。 この様な事が起きるのは、リフォーム会社が見積書を作成する段階で既に問題が発生していた事が少なくありません。 リフォーム会社がお客様から見積依頼を受けると、まず要望のヒアリング … 続きを読む

中古住宅を購入してリノベーションする際の注意点

中古住宅のリノベーションが人気です。 現在住んでいる家をリノベーションしてより快適に暮らせる様にするのみでなく、近年では中古住宅を購入してリノベーションするのが30~40歳代の方々を中心に人気を集めている様です。 住宅を購入しようとする際には、新築か中古か悩む方も多いと思いますが、近年では中古住宅の … 続きを読む

分譲マンションの漏水事故

先週問い合わせを受けた電話による相談事例です。 築30年近くになる分譲マンションに住んでいる方からの問い合わせでした。 「帰宅したら天井から水が漏れていて、家具などの家財道具がびしょ濡れになってしまった。あわてて上階の部屋を訪問したがあいにく留守だったので、管理人に伝えて水道のメーターを止めてもらっ … 続きを読む

換気扇の不具合

梅雨でジメジメするこの時期、浴室のカビが気になります。 カビの発生を防ぐためには、換気を良くして乾燥させる事が大切です。 ところが中古住宅のホームインスペクションをしていると、換気扇が回っていても正常に換気していない事が少なくありません。 (中古住宅ではおよそ2~3割位の確率で換気扇の不具合が見つか … 続きを読む

定額制リフォームについて

住宅のリフォームには一般的に「相場」はあっても「定価」はありません。 リフォームする家ごとに築年数や劣化具合、構造や設備、工法などが異なるために、必要になる工事範囲や施工方法が違ってくるためです。 例えば浴室をシステムバスにリフォームする場合には、「既存の浴室がタイル貼の在来工法によるものなのか、ユ … 続きを読む