Author Archives: torukameda
中古住宅の耐震性能
中古住宅の評価の仕組みが変わろうとしています。 「現実の築年数」を無視し、「事実上の築年数」で評価しようとするものです。 中古住宅を購入した場合でも、最低年に1度建物を点検し、雨漏りや水漏れ、構造躯体の異常などの早期発見・対応によって高い評価を維持する事が可能になります。 中古住宅を選ぶ基準は人それ … 続きを読む
地産地消の家づくり
昨今木造住宅を建てる際、主流となっているのは集成材や輸入木材で、国産の無垢材はあまり使用されなくなりました。 一般的に、国産材は高いと思われていて、敬遠されがちです。 一方、地元の林業や伝統的な建築技法を受け継いできた職人の技を守ろうとする活動も盛んに行われています。 千葉県の市原市では、市内産木材 … 続きを読む
全面リフォームの際に必ずやっておきたい事
銀行や信用金庫の不動産業向けの新規融資額が、バブル期を含めて上半期として過去最高の7兆円に達したそうです。 マイナス金利政策の影響で、不動産関連企業の借り入れが活発化している様ですが、積極的な融資がバブル発生につながらないか心配です。 さて、住友不動産の「新築そっくりさん」は、1軒の家を新築の半分の … 続きを読む
中古住宅も地盤に注意!
豊洲市場の年間の維持管理費が約76億円超となり、築地市場の約4.9倍になるといいます。 都が稼働した場合の維持管理費を試算したものだそうですが、何故今頃になってその様な問題が出てくるのか、一般の人達には理解できないのではないでしょうか。オリンピック問題も同様ですが、意見は言っても誰も責任を取る人がい … 続きを読む
ハウスメーカーと自動車メーカー
博多駅前の陥没して通行止めになっていた道路が、本日午前5時に通行再開しました。 一部の配管材は簡易型を使用し、仮復旧の状態だといいますが、予想を大幅に上回る早期の復旧に拍手を送りたいと思います。 さて、ハウスメーカーは自動車メーカーと比較される事が多い様に思います。 いずれも販売する商品が比較的高額 … 続きを読む
今までにない中古住宅の新しい売り方とは?
先日、週刊ダイヤモンド別冊の中に、おもしろい記事を見つけました。 「汚いままでは売りにくい・・・。」そんな不安を抱く中古マンションの売主に対して、スケルトン状態まで解体して、そのまま売買を行う事を提案するといいます。 これは、古い住宅が持つ本来の魅力を引き出して、印象を良くして売却する仕組みのひとつ … 続きを読む
大手不動産仲介会社の中古住宅無料診断化への動き
7階建で建築確認申請を行い、9階建で建築された賃貸マンションが問題になっています。 4年前に完成し、現在25世帯が入居しているとの事で、市がマンションの所有者に対して是正命令を出しても所有者が応じないそうです。 建築計画を提出した建築主は前の所有者の様なので、事態は複雑です。 この様な事は、私がこの … 続きを読む
建設業法上の罰則規定
過労自殺問題に揺れる広告大手電通に、先日異例の大規模強制捜査が入りました。 電通と言えば、「鬼十訓」。故吉田秀雄社長が1951年に定めて、長年引き継がれてきた電通の象徴です。 この「鬼十訓」、私が以前勤務していた会社に入社したての頃、当時の上司が心酔していて、毎日朝礼で唱和させられたのを思い出します … 続きを読む
10年の保証が切れる前に住宅点検を!
注目された米大統領選は、まさかの共和党ドナルド・トランプ候補の勝利。 接戦が予想されていたとはいえ、予想外の結果でした。 日米安保条約をはじめとする今後の日米関係に変化がありそうです。 昨日、仕事に使用している軽自動車を車検のためディ-ラーに持ち込んだところ、10万円近い部品交換を奨められてしまいま … 続きを読む
地盤改良を行っても安心できない?
昨日の早朝に博多駅前で発生した道路陥没事故の映像は衝撃的でした。あれだけの陥没事故にもかかわらず、一人の犠牲者も出なかった事に対して、現場の迅速な対応が評価されて良いと思います。 付近で行われているトンネル掘削作業の影響の可能性が高いと言われていますが、同様の事故は過去に何度も起きています。事前の地 … 続きを読む