Author Archives: torukameda

危険な木造住宅の間取り

本日無事平成28年分の確定申告が終了しました。 毎日の帳簿付を怠らなければ、会計ソフトを使って簡単に申告書が作成できる事を去年の経験で学びました。 何事も経験する事が大切です。 さて、木造住宅は建物が軽く、比較的小規模な建物が多いので、構造的には軽く考えられがちです。 そして木造住宅は、年間でおよそ … 続きを読む

近隣問題

現場監督が現場管理を行う上で、近隣対策は決して疎かにできない大切な仕事です。 工事現場では、騒音や振動、工事車両の駐車、ゴミや埃の飛散など、十分注意していても近隣にご迷惑をお掛けするのは避けられません。工事を行えば、必ず何らかの形で近隣にご迷惑をお掛けするものです。 ただでさえ迷惑をかけているのに、 … 続きを読む

建物の瑕疵をめぐるリフォーム会社とのトラブル

リフォーム工事では、新築工事以上に工事の欠陥(瑕疵)をめぐる発注者と請負人のトラブルが多い様に思います。 しかし、発注者が請負人に対して瑕疵の補修や損害賠償を請求するためには、リフォーム工事に「瑕疵」がある事が要件になります。 住宅のリフォーム工事は、新築工事と異なり、既存の建物の状態を前提に工事が … 続きを読む

あってはならない住宅の「必要悪」

築20年以上の中古住宅の床下の調査では、基礎の一部が壊されて穴が開いているのを時々目にします。 上の写真では、鉄筋が切断されていて、他の鉄筋もむき出しになっているずさんな工事の状況がわかります。 白蟻駆除業者が白蟻駆除を行う際に、床下を通行するために開けた穴だと思われますが、少し前まではあたり前の様 … 続きを読む

一戸建て住宅の修繕積立金の目安

住宅の資産価値を維持、向上させていくためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが欠かせない事を何度もお伝えしてきました。 それでは、適切なメンテナンスをタイムリーに実施していくためには、いったいいくら位必要になるのでしょうか? 分譲マンションの修繕積立金に関しては、国土交通省が「マンションの修繕積立 … 続きを読む

リフォームで成功するためには?

中古住宅購入前にホームインスペクションを行う方は、まだまだ多くはありません。 中にはホームインスペクション済みの物件として売りに出されている物件もありますが、その数もまだほんの僅かです。 不動産情報サイト「アットホーム」では、ホームインスペクション済みの物件が掲載されていて、検索できる様になっていま … 続きを読む

地域材活用プロジェクト

近年、国内産木材の利用が活発化している様です。 事務機器メーカーの(株)イトーキでは、2010年より、日本の豊かな森から生まれる地域材の活用を通じて、森と街をともに活性化させるソリューションEconifa(エコニファ)を展開。国産材の木材をデザイン性の高い家具や内装材として製品化し、オフィスや都市部 … 続きを読む

性能向上インスペクション

(株)帝国データバンクが発表した2017年1月の全国景気動向調査によると、「建設」など4業界が悪化、「不動産」などの6業界が改善したといいます。 建築関連は引き合いが多いのですが、職人不足で客先に待ってもらう状況だといいます。 どこの会社も、ピーク時に合わせて職人を雇用する訳にはいかないので、建設会 … 続きを読む

ホームインスペクションで使用する検査機器

事務所のプリンターが土曜日の夕方から故障してしまい、業務に支障が出ています。 修理依頼をすると、普段はわからない販売店やメーカーの対応の良し悪しが良くわかります。住宅も同じ事が言えるでしょう。 さて、中古住宅のホームインスペクションでは、主に目視で建物のコンディションを診断します。 しかし、一部測定 … 続きを読む

住宅関連のイベント

本日は東京ビックサイトで開催されていた「住まいの耐震博覧会」で、京都大学の五十田教授のセミナーを受講して来ました。熊本地震現地調査でわかった事を元に、その原因と対策を考察する事がテーマのセミナーでした。 熊本地震では、軟弱地盤が想定外の建物被害をもたらした原因と言われている中で、地盤の影響はほとんど … 続きを読む